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2008-01-10

感度分の16 ~露出計いらずの写真術

Img028
at Rokko by Hasselblad 503CX Distagon 80mm

いま発売されているたいていの新型カメラは露出計がついているから、ピントを合わせるだけで確実に写真が撮れるようになっている。

しかしハッセルブラッドをはじめとするクラシックなカメラには露出計が付いていないことが多い。
だから、写真を撮るときはシャッタースピードと露出値は人間がセットしなければならない。

露出計で露出を測定して、その値をカメラにセットするという「儀式」を面倒ととるか、写真撮影の醍醐味と見るかで撮影スタイルや機材選びは大きく変わってくる。

私は残念ながら前者の方(^^; 。街角スナップを信条としているから、いちいち計っていては被写体が逃げてしまったむなしい空間を撮影するハメになってしまう・・・。

さらに以前紹介したゴッセンの露出計に飽きてきたという事情もある。
晴れた日は良いのだけれど、薄暗いとかなりいい加減な数字を返してくるので失敗写真も多かった。
こんなことだったら、露出計に頼らない方がテンポがなくてもいいじゃないか。

そこで、昔の人のように体感露出で頑張ろうとしているのだけれど、真っ黒や真っ白の写真のオンパレードで思うに任せない。

困ったナーと思っていたら、わたなべさとる著「旅するカメラ2」えい文庫 に、
「騙されたと思ってやってみて。晴れた日は感度分の16にセットだよ。」
と書いてある。

感度分の16とは、ISO400のフィルムを使うときは、
シャッタースピードは400、露出値はF16
にセットするということ。

シャッタースピードに400がない(普通はないはずだけど・・)、
シャッタースピードは500、露出値はF16と11の間
にセットすれば良いらしい。

曇りの日は2段、夕暮れは3段、日中の室内は5段、日が暮れたら8段、夜の室内も8段 落とせば良いのだそうだ。落とすとは、段数だけ絞り開放でもいいし、シャッタースピードを遅くしてもいい。
なんと簡単でシンプルな方法だろう。さすがプロな方だ。

さっそく試してみよう・・・とフィルム3本試したところ、これがまあなんと非常に良く写っている。(^^)
お日様が直接当たっている明るい被写体は、500秒にF11。それ以外は250secにF11。

被写体を目視した時点でシャッタースピードと絞りを事前セット。
ファインダーを覘いたら、構図を考えるのみ。

こんな感じでしてみたところ、なんと露出計で取っていたときよりも思い通りに写っている。
しかも像が非常にキレイになっている。
もっとも、F11まで絞ったことがなかったせいもあり、レンズの能力が表に出てきたせいもあるだろうけど。

うーん、これはスゴイなあ。

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