ハードディスクでもユーザーは泣いている
このところIT関係者の間ではHD-DVDの生産撤退のニュースで持ちきりだのようだ。
というのも単に映像コンテンツに留まらず、インストールメメディア/バックアップメディアにも影響を与えているからだろう。
規格が統一され消費者の混乱が沈静化するという点で歓迎する如何が圧倒的である中で、意外と(?)沢山販売されているのに完全撤退とはけしからん、という意見も少数ながら有る。
身近にもHD-DVD付きのパソコンを買った人もいて、これからどうなっちゃうの?という不安が出たのも非常に共感できるものだった。
今回はマスコミや市場の反響などもあって撤退の記者会見になったのだと思うが、我々のあずかり知らぬ所で新しい規格が生まれては消えしていることも忘れてはならない。
特に影響が大きいのはノートパソコンのハードディスクだろう。
この市場では東芝がシェアを握っているということもあって、比較的短い周期で”仕様”が変わっている。
例えば、インチサイズ、コネクターの形状、厚みなどはHDD業者、パソコン設計者泣かせのようだ。
自分の経験でも、ダイナブックSS3020という薄型ノートPCをアップグレード保証付きだったので購入したものの、なんと購入後9ヶ月目には同じ厚みを持つハードディスク製品が全部製造中止になってしまって、保証期間だったのに容量増のアップグレードサービスを受けることが出来なかった。
また最近の例では、UMPCという小型パソコン(SONY VAIO-Uや富士通 LOOX-U)シリーズは軒並みハードディスクの最大容量が40GBまでとなってしまっている。
これは東芝の1.8インチ/5mm厚ハードディスクを使っているためであり、5mm厚の新規開発を止めてしまったからである。だから、今以上データが増えてしまってもハードディスクを大容量のものに交換することは事実上不可能になっている。
時代の趨勢は1.8インチ/8mm厚に移行しており、5mm厚を前提に設計されたパソコンでは換装することもままならない。
(実は30GB中古機を購入して80GBにアップさせようと目論んでいたのだが、その夢はあえなく潰えてしまった)
だから小型パソコンを買おうと思っているので、真っ先に採用されているHDDの型番をチェックするハメに陥っている。
ちょっとこれはマニアックかもしれないけど、小さい割には非常に高価なパソコンを末永く使いたいので、自衛措置を講じないわけにはいかない。
※そういう意味でUMPC(ウルトラモバイルパソコン)はまだ手出しできないノダ
こんな感じでパソコン利用者も意外なところでメーカーの都合に翻弄されているわけなのだ。いや一番翻弄されているのは、マイクロソフトのOSかもしれないけど。(笑)
-ende-
| 固定リンク
「@Sonst(雑記)」カテゴリの記事
- シリコンバレーだとお?(2009.05.29)
- マニュアルを精読する人、まずスイッチをいれる人(2009.03.25)
- 英文ビジネスライティング講座|ECCウェブスクール(2009.02.22)
- スコラ・コンサルトの柴田昌治代表が退任(2009.01.31)
- 来た電車に乗れ!(2009.01.23)


コメント