Hameln by CONTAX G2 Distagon
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今日はプロ意識について考えてみます。
社内IT部門のSEに「あなたは技術職ですか、それとも事務職ですか?」と訊ねると、7割方は「事務職です」と返事があります。
一方、SIerやソフトハウスで同じ質問をすると、”技術者です”という回答が大半を占め、同じITの仕事に就いていながら回答差は非常に興味深いものがあります。
またこの意識差が、プロとしての向上心と仕事力の差を生んでいるようにも感じます。
”エンジニア”を自覚している人達は、”この道で食べている”訳ですから、スキルアップやヤリ甲斐に関しては人一倍貪欲。
もはや職人と呼んでもいいでしょう。
一方の社内ITの関係者には、これほどの貪欲さを見かけることはあまりありません。
ITの仕事は腰掛けであるかのように、知識をお金に換える貪欲さはおろか、面倒なことは極力避けたいと願っているフシがあります。
いずれは別の部署に異動になるからノメリコンデモ・・・という事もあるのでしょう。
勤務先でのOJTやOFF-JT環境がそもそもぜんぜん違うという環境に起因する障害もあることでしょう。
社内IT部門のITリーダーは、このような状態で本気モードに持っていかなければならないのですから非常に大変です。
社内IT部門といえども、基本はエンジニアリングを扱う技術部門です。インフォメーションテクノロジーという工学技術を用いて、経営/オペレーションに貢献するのがミッションだからです。ここは単に「事務屋」と位置づけてしまうにはムリがあります。
それ故、組織運営・要員管理の原則として、
・キャリアのパスの明示
・仕事に必要なスキルレベルを定義し、評価制度とリンクさせる
・難しい仕事にチャレンジさせ、成功した者には相当の評価を与える
といった事を宣言し、集団としての方向性は確立しておく必要があると思います。
つまり、どの職位ではどのような仕事が期待され(もしくはすべきであり)、それを遂行するために必要となるスキルの目安を明文化、「社内ITのプロ像」を定義しチーム内での理解を浸透させるべきなのです。
技術を磨くだけが目的ではありませんし、一方でビジネス目標させ達成できれば手段や職務要件は問わないというのはあり得ません。
IT部門に居るなりに、”出来ているべき事”を気づかせなければダメなのです。
それでも上手くいかない(たいていはそうですが)場合は、前向きなメンバーとそうではないゼネラリスト志向?のメンバーを分けて把握しておくことです。
全メンバーのモチベーションが高い事に越したおとはありませんが、現実には様々な考え方や利害関係を持っている集団、と割り切る必要があります。
そうした考え方の元に、その人のキャリアパスを考えた仕事の与え方や導き方を行う事が次の段階としてなすべきことになります。
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