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2013年11月の2件の投稿

2013-11-10

【アート】ウィーン分離派・セセッション館

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19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心にはじまったモダンデザイン、フランス流に言えばアール・ヌーヴォは、もちろんオーストリアにも影響を与えました。
 
過去の様式に拘る伝統的な美術協会に対して、グスタフ・クリムトやオットー・ワーグナーは、セセッション(ウィーン分離派)という美術団体を新たに結成し対抗しました。
 
そして、ウィーン分離派の芸術家達が作品を発表する場として建てられたのが、この「ウィーン分離派館」と呼ばれる建物です。
 
建物自体はバロック建築とは異なり、直線的と平面で構成されたで簡素な構造ですが、建物の至る所にアール・ヌーヴォの特徴である植物や動物の装飾が施され、見る者に斬新な印象を与える点が印象的です。
 

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月桂樹などの植物、人面、ふくろう等の動物といった異質なもの同士を組み合わせている従来見られなかった意匠は、ウィーン分離派が無機物的で合理主義かつ旧体的な美術様式の反動として興ったという主張を裏付けていると考えられます。
 
従来見られなかった複雑な曲線や造形が多用されていることから、新しい素材の活用や建築技術の発達の結果、実現可能になったとも考えられます。
 
さらにこの時代の美術の特徴として、建物を飾る絵画や彫刻、建築はすべてを統合する芸術として目指しており、屋内外の意匠や色彩の統一性に結果が表されています。
 
-ENDE-
 
<参考>
 
http://allxa.web.fc2.com/a-map/austria/secession/secession01.html
 
 
 

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2013-11-03

【アート】ドイツ:新しいものにも伝統が息づく 新鋭エレクトリック・ユニット "LICHTMOND"(リッチモンド)

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LICHTMONDは、魅了するボーカルと夢のようなラブポエム、そして幻想的な3Gアートがコラボーレションする今までにないサウンドユニットです。

 

一応、母国ドイツではエレクトリック・テクノ系に分類されています。

日本でテクノといえば、「Perfume」が有名ですが、どちらかといえば20歳代前後がターゲット。

 

LICHTMONDは逆にクラシックやポップな音楽を堪能した世代をターゲット。若者には媚びず、大人のテクノを目指してる点が異なっています。

そのためかメンバーも多彩。

 

まず、このサウンドユニットのプロデューサーは、Giorgio and Martin Koppeheleの2人の兄弟。もともとはクラシックの作家 · 作曲家ですが、少しづつポップな方向にシフトし、昨今はドイツポップの作曲家の中でも著名になりました。

 

クラシック音楽を現代風にアレンジするのが得意で、「エリーゼの為に」や「ホタルの光」など日本人でもよく耳にする旋律が取り込まれているので親しみやすい音楽が特徴的です。

 

LICHTMONDではシンセを担当しており、日本のサウンドグループでは企画は裏方で出てこない(マスコミには登場しますが)のと比べると対象的でもあります。

シンガーのSaskia Philippsはバイエルン演劇アカデミーのトップミュージシャン、Karen Kassulatは地理学者の資格を持つシンガーとして国際的に活躍しています。

 

このユニットでユニークなのは,ポエムのナレーションが入ること。ポエムとナレーターはThomas Erich Killingerといって、バーデンバーデンの市立劇場やドイツ版美女と野獣、シェークスピアの十二夜の舞台監督も務めていた方。ナレーション以外ではピアノも担当。

 

幻想的な3Gはスペインのアニメーション作家Diego M. Bonatiが担当するなど、プロ中のプロが職人技を発揮。

 

彼らが登場したのは2010年のNOKIA NIGHT OF THE PROMSのドイツツアーからです。

http://www.worldconcerts.de/artist/details/lichtmond

 

日本では残念ながらCDは入手できないので、Amazon.deで個人輸入して聴くしかありませんが、Youtubeからその一端を知ることができます。

 

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